Healed while heal

30代田舎在住ゲイの、普段表に出せない感情などを書き綴るブログです。

苦痛の少ない方

 人生で何かを決断する時に、「迷ったらより苦痛の少ない方を選ぶ。」これは、小池龍之介さんというけっこう先進的なことをされている僧侶が、投資家(トレーダ-)と対談されている時に、言われた言葉でして、昔その本を読んでことがあったのですが、昨年末にデイトレードをして、トレードは「決断が仕事」みたいなところがありまして、ああなるほどなと思い返してしまいました。

 例えば、上昇と思っていたが、思惑とは反対に下降した際に、中立的な立場で見ると、下げるはずなのに、その損失を切れずに、上がるのではないかという期待をもってしまう。でもこういう場合はそのまま下げることが多いので、より苦痛の少ない少しの損失で切る必要がある。というのが正解なのです。

 その考えを今の仕事を続けるかどうかということに落とし込んでみたところ、それぞれの苦痛というかどんなリスクがあるのかと考えたところ

 

●仕事を続けた場合 

年齢を重ね、潰しのきかない仕事をしていて、地元から離れなくなり、地縁・血縁関係を嫌々ながらつかず離れずの距離関係を保ち、ますます孤独感を感じている。

・実家暮らしなので、貯金は結構できる。トレード技術はゆっくりながらも上達はしていける。

 

●仕事を辞めた場合

定期的な収入が入らなくなる。今の仕事もそこそこ良いと感じることもあったりするんで、もったいない感じになる。辞めたらたぶん実家というか地元一帯には住めないので出ていくことになるんで、生活コストは今よりかかる。

・時間を使えるので、トレード技術の、上達スピードは早くなる。地縁・血縁関係ではない新しい縁を作れる。

 

まあ、こんなことを、仕事中の相談業務の合間に考えて、メモ用紙に書き出していて、自分もつくづくアホやなと苦笑いしながら仕事をしていたのですが、まあこういう大きな視点で状況を見つめることもたまには良いなと思いました。