Healed while heal

30代田舎在住ゲイの、普段表に出せない感情などを書き綴るブログです。

いち早く負ける

 勝負事に対して、事前の準備を行い勝ちを目指すが、世の中絶対というものはないから、負けることもあります。以前は、負けることに対して、猛烈に嫌な気持ちになったり、負けて落ち込んだりすることがあったのですが、最近、負けることは、仕方がないことで、負けは負けでも綺麗な負けにしたいと思う自分がいます。

 綺麗な負け方というのは何かなと考えたところ、よく世間一般に美徳とされている「精一杯頑張りましたが、力つきました。でも最後まであきらめせんでした。」的なものではなく、「カッコよさとかいらんから、不利になればいち早く負け、いち早く復活せよ。」的なことなのかなと思います。もちろん、ただやみくもに形勢が不利になってすぐに負けを認めていれば、負けが続くのですが、勝負に入る前に、どこでこうなれば負けを認めるか事前に決めておいての話ですが・・・(たぶんここが一番大事なところで、負けを挽回することに同じエネルギーを使うのであれば、ここに使わないといけない感じかと思います。)

 ダメだと思えば、すぐにあきらめて負けるといえば、世間一般に教えられてきたものとは違う考えかもしれないですが、冷静になれば、負けているということは時流、運などを味方につけておらず、そんなところにエネルギーを集中することは効率が悪いので、次のチャンスを待ったほうが、すごく理にかなっているかなと思います。

 とはいえ、これは、短い期間の勝負に挑む際に有効かなと思いますが、長い長い人生のゲームとして考えた場合、そうそうフィールドを変えれないので、あきらめずにということになると思いますが、同じゲームであっても、勝負に対する考え方が180度違い、世の中は複雑やなと思ったり、でも真理みたいなものは一つしかないと思ったりで、「まだまだわからんことだらけやな。」と思う自分がいます。