Healed while heal

30代田舎在住ゲイの、普段表に出せない感情などを書き綴るブログです。

淡々と勝負する

 最近、「再挑戦」するときのメンタルについてよく考えます。通常、スポーツ選手でもそうですが、「再挑戦」は、最初の失敗を糧にして、反省もしているので、1回目より良い準備をして臨んでいるので良い結果を得られやすと思われますが、いざ本番になると、心の奥どこかで前回の失敗の感覚がよみがえって失敗することもあります。

 まあ、明らかに1回目が本人の実力不足で失敗したのであれば、反省は必要ですが、勝負事には何かしら運や情勢など本人の実力ではどうしようもない理由で失敗することもあります。その見極めができることが大前提ですが、そういう時は過度に、反省してやり方を変えると、自分の中の勝利の型とは違うもので勝負することになり、結果として良い結果を生まないことにつながるかもしれないです。

 また、次こそは勝つぞという強い意気込みが前のめりの姿勢になり、情勢を見えにくくしている場合もあると思います。よくピッチャーがホームランを打たれると動揺して、次の格下のバッターにもヒットを打たれるみたいなことと似ていますが・・・自分はこの前のめりの姿勢が一番怖いと思ってまして、そういう時は何もしないことが多いのですが、それが利益を取り逃がすことにつながることが年明け以降の反省点になっています。

 どうしたら良いのかなと思っていましたところ、「1回、1回の勝負はそれぞれ独立しており、それぞれ影響しない」という確率思考の考え方が一番良いのではと思い始めています。人はどうしても直前の事象に対して、強く影響されるみたいで、失敗すると過度に身構えたり、勝つと危険な場面でも勝負したりするみたいです。なので、それぞれの勝負事は独立した事象なので、直前の事象に影響されず、常に真っ白な考えで勝負に臨めということみたいです。

 例えばサイコロの目で1、2、3、4が出れば、勝ちで、5、6が出れば負けというゲームがあった場合、最初に5、6が続いたりすることもあるのですが、それを100回、1000回と数を増やせば、最終的には6割の勝率になるので、1回づつの結果に一喜一憂せず、淡々とやるべきことをやっていく必要があるということなのですが・・

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 まあでもサイコロゲームと違い、実際のゲームで確率思考を生かすには、何より勝利の型を持っていることが大前提でありますし、やっていく中での微修正や学びもあるのですが、この考え方をもっていれば、もうちょっと気楽というか感情にあまり左右されずに勝負事に望めるのではと思いました。

 だとしたら再挑戦のメンタルについては、あんまり失敗したとか再挑戦とか意識せずに、また同じような戦いの場面が来たけど、いつもと同じような型で行こう。みたいな感覚でいるのが一番良いかもしれないです。