Healed while heal

30代田舎在住ゲイの、普段表に出せない感情などを書き綴るブログです。

非合理なものを大事にしたい

 今週は、新元号の発表で、正直なところ、その前にあった自分の人事異動の発表並みに緊張していまして、11時半過ぎくらいに、HPをチラ見しながら「令和」と決まり、内心かなり響きも漢字も良くて拍手したい気分でしたが、職場内であんまり騒ぐ人はいなかったので冷静にしていて、昼休みに職場の掃除のおばちゃんが休憩室で元号の総理談話を見ていて、おばちゃんと一緒に、初めてミーハー的に盛り上がりました。

 万葉集の梅の話から取り上げれれていて、梅が冷たい冬を乗り越えて、大輪を咲かせる歌みたいでして、めちゃくちゃ良いなと思いまして、次の時代、大輪を咲かせたいという気持ちで一杯になり、昼休みに食事しながら車内でめっちゃセンス良いものを選んでいただいたことにうれし泣きしていました。

 元号一つでけっこう自分も含めてけっこう騒がれているのを見ると、暮らしに根付いるんだなと思い、元号が日本にずっと残っていて日本人であって良かったなと思います。自分はけっこう合理主義的な考え方をしているんですが、唯一、こういう皇室に関係する伝統などについては、合理主義的なものでは割り切れない、非合理なものを大切にするべきだと思っています。

 自分ははっきりいって、かなり自分本位の人間ですし「カネカネカネ」の人間ですが、そんな自分でも、皇室、皇族の動画とかニュースとかを最近は特によく見るんですが、「世のため、人のため」とかいう心の底からすごく真っ当な考え方になりまして、自分の心が浄化されて、良い感じに中和されていく感じになります。

 そんなこんななことを、新元号発表から考えていたんですが、一つ「令和」発表後、「平成」がすごく古臭い感じになって、逆に昭和がいぶし銀の様に光りだしたのですが、『元号一つ前は古臭く感じるが、二つ前は逆に良い感じになる理論』は正しいのかなと思ったりしました。(平成の時は、昭和が古臭くて、大正がなんか大正ロマンで良い感じにとらえらたりしていて)だとしたら、昭和最後の世代として、昭和生まれももっと良い感じにとらえられるのかなとちょっと期待する自分もいてます。