Healed while heal

30代田舎在住ゲイの、普段表に出せない感情などを書き綴るブログです。

与えることの幸せ

 今日は、即位の日ということで、昨日まで皇太子同妃両殿下でいらしたが、天皇皇后両陛下と呼ばれていることに、すごく胸が熱くなったというか、令和の時代がいつまでも続いてほしいという気持ちで幸せな感情に浸っておりました。

 特に皇后陛下は皇室入りされる前に過ごされてきた価値観と全く違う価値観で、もがきながら、ご自分の存在意義を見失われて、ご病気になられましたが、(苦悩の本質は当人達だけしかわからないと思いますが、一説には、お世継ぎだけを期待されることなど)少しずづ、克服に向けて、ご努力されているお姿は、自分にとってすごく励みになっていました。

 

 適応障害から療養生活に入られたのが、今から約15年前ですが、自分もその1年後くらいにゲイであることがわかり、どう世間と折り合いをつけて生きていけば良いのか悩んでおりまして、何となくですが、共感したのと、すごくおこがましいですが、一緒に解決に向けて頑張ろうと戦友的な感じで見ておりました。

 都会から田舎に越したのも、自分の価値観とまったく違う環境で過ごすと、どんな心境になるのかもっと雅子さまの苦悩の本質を知りたいという気持ちから決めたことも一つの考えとしてありました。

 自分の努力だけではどうしようもできない結婚して孫を作るという役割だけを周りから求められることに対して、自分の存在意義や否定することが続いたりすることもありました。

 

 最近の雅子さまのご快復ぶりと自信ある笑顔を拝見しますと、例えば困難な状況に直面された方に対して励まされることは、ご自身の慰めとなり、いわば人に与えることが一番人間にとっての幸せなことなのだと、気付かれたからたからなのかなと思います。

 そして、幸い皇后陛下はより多くの人を助けたり、関心を向けられる立場であるということで、人々の役に立ちたいという皇室入りされるときに描いたご自分の夢を実現できるかもと思われているのかもしれません。

 

 自分も立場は全く違いますが、これからの皇后陛下のなさり様を学んで生きていき、自分の生活や生き方に役立てたいと思います。

 

 今日は、天皇皇后両陛下のご健勝とご多幸、皇室のご繁栄を心から願いたいと思います。