Healed while heal

30代田舎在住ゲイの、普段表に出せない感情などを書き綴るブログです。

石の上にも5年

 そういえば、トレードを勉強し始めて、5年が立ちました。はっきりいいますと、これまでの累計ではトータルでは損失・・・けっこう大きいです・・・ただ、ようやく今年の5月くらいからぼちぼちというか安定的に勝てるようになってきました。今思うとキーワードは2つでした。


1、弱みが強みになる

 俺にとっての、ずっと思い悩んでいた弱点はとにかく金の増減に異常に執着すること。
自分は結構、日常生活ではよい意味では清貧、悪くいえばケチなんで、その意識のままトレードをすると失敗を異常に恐れ、エントリーできない、もしくは早く利益確定してしまう。もしくは、形勢不利なのに勝負しづづけてしまうことが多々続いており、ほんまもう向いてへんから辞めようかと何度も思うこともありました。

 でもある時、トレードで急に動きがあるポイント(利益が出せる)は、上がると思っていたところに何かの拍子で下がり、それに伴い、損失や利益を失う人が嫌な人が雪崩を打って、売り出すところなのだと、一例ですが、気づきました。で、こういう他人のトレードに対する感情(利益を出したい、損失を出したくない)がはっきりわかるポイント(厳密にいうとその感情が少し出たところ)でエントリーすれば良いことがわかりました。俺自身、トレードに感情を持ち込みすぎて、うまくいかなかったのですが、それだからこそ市場参加者の感情を読み取ることには長けているのではないかと発想の転換を図りました。

 これまで、センス的に向いてないし、やってきた量で勝負するしかないと自信がなかったのですが、初めて、トレードに対して他の人に比べて自信の持てる能力を発見したという感じです。


2、がむしゃらから感謝
 今まで、現状に不満を持っていればいるほど、現状打破への向上心も沸いて、うまくいくと思っていましたが、令和になってから、皇室がめちゃくちゃ好きになって感化されて、足るを知るとか、感謝の心とかをもって現状に幸福感を感じるようにしました。正直、そうした考えは、現状に満足してしまい、向上心が衰えてしまうと危惧していましたが、ことトレードに関しては、余計な力みや「早く稼いで現状打破したい」といった変なバイアスがなくなり、よかったかなと思っています。

 

 最初は、普通にめっちゃ稼げそうという簡単な気持ちからやり始めたのですが、これだけ奥深いもので、考えさせられるものだと思い、ある意味、この年になって夢中で取り組めるものがあり、日々自分を律していく環境に身を置いているのは、幸せなことだと思っています。