Healed while heal

30代田舎在住ゲイの、普段表に出せない感情などを書き綴るブログです。

ゲイかノンケで選択できるほど人生は単純ではない

 最近、結婚を考えていた例の女性とは少し価値観というか方向性がお互い違うのかなと思うところがあり、やはり結婚は難しいのかなと思うこともあり、それやったらゲイとして生きるかと東京都内の家賃相場とか気分転換に見ていました。その一方で最近、紹介された女性がいて、価値観的にも合いそうな感じがして、ゲイとして生きていくか、ノンケとして生きていくか問題が自分の頭の中で争っています。

 まあこれは以前から考えていたことですが、それに付随する下記の様な対立事項がついていて、そう単純な論争ではないのが現状です。なんで、最近世の中のいろんな情勢について、どっちの道を選べば幸せなのか考える癖がついています。

 

①ゲイ VS ノンケ(結婚)

➁都会(東京) VS 田舎

➂親不孝 VS 親孝行

④先端産業 VS  規制産業

⑤子供いない VS 子供あり(養子等も含めて)

 

①はゲイの方がいい。これは正直な気持ち。女性に対しては性的なものは何も感じないのが事実。ただ、お互い年をとれば、どっちでもよくないかとも思う。

➁は田舎。トレンドとしてコロナの大ウエーブに円安インフレ、デジタル田園都市構想など追い風が吹いている。私の地元もコロナ移住が増えている。「田舎住み時々都会に行く」が最強のライフスタイルだと思う。

➂は、最近、親が年をとったのか、自分の気持ちが変わったのかわからないが、死んでほしいとさえ思っていた親に対して、最近、幸せにさせたい親孝行したい気持ちがでてきた。とはいいつつも、その反動で親戚縁者から一切縁がなくなれば気楽やなと思うこともある。

④は、微妙。今の仕事は規制産業で安定しているが、長期的にはじり貧。ただ、だからといって先端(IT)関係にいくには、現在の勉強の継続と、数年は待遇など辛抱が必要。それだったら、規制産業にいながら、副業でそれをかじった方がいい気がしている。退職金を考えれば、今の退職は不利やと思う。

⑤は、これまで30数年間子供なしでいきてきて自分にとって、(養子も含めて)子供を持つということが違う価値観がアップデートされる感じであり、純粋にその感覚を味わいたい気持ちがある。子育て施策が年々充実している、その波に乗りたい気持ちもある。

 ということで、純粋に、「今」「付き合う」ということだけで考えると、ゲイを選びますが、その他の様々な事象を考えると、ノンケとして生きる方が「長期的」「人生」として大きく考えると、いいのではとも思います。

 また、未来予測関係のYOUTUBEを見たりして、この選択の参考にもしています。これから社会はテクノロジーとかそれに付随する暮らしは、激変する時代であるかもしれないですが、一方で日本社会の制度は、ゆるやかな変化にとどまると思う。ここが未来予測の難しいところです。

 どちらにしろ、あらゆる選択には100%の回答はない。一つの選択をとればもう一つがまぶしく感じる。ということは、その一つの選択を深く掘れば掘るほど、片方の選択も深く見えてくる。そのサイクルも大事にしながら進むしかないと思っています。