Healed while heal

30代田舎在住ゲイの、普段表に出せない感情などを書き綴るブログです。

原点回帰

 この4月で就職して10年の節目になり、転職後5年が経過した節目に何げなく大学時代から就職後の日記帳みたいなメモ帳を見つけました。自分はゲイだとはっきりわかったのが、大学1年生の2月ごろでした。当時、初めて外国にいきボランティアで2週間ほどタイに滞在しました。その時の、タイの現地の学生からそうではないかとはっきり言われまして、その後タイを一人旅をする中で、はっきりと自覚しました。

 思えば小学生時代からときめくのはあちらの方でしたし、中学・高校も、気になっていた人に振り向いてほしいがために、勉強を頑張っていたりしていました。

 

 ゲイだとはっきりわかったことで、どう生きていくか、当時、かなり考えたと思います。ただ残念なのはこの時期、もっと周りと(同じ属性の人たち)コミニケーションを取ればよかったかなと思っています。自分はけっこう内に籠ったというか手当たり次第、、本をむさぼる様に読んでいました。その中で最終的な結論は「とにかくゲイとかいうのを超えて、世間が認めてくれるほどの人間になることが幸せの唯一の道だ」ということでした。

 

 時は流れ、いろいろあり世間に流されながら、ぶれながら迷うことも多々ありましたが、10年の節目に、もう一度原点に立ち返ることができたことはよかったと思います。何はともわれ、気持ちの面で昔の自分に負けたくありませんし、流されて生きるのも賢い生き方かもしれませんが、後から人生を振り返った時に「やっぱりあいつもか」と未来の自分に言われたくないので・・・ここは自分を通して生きたいと思っています。