Healed while heal

30代田舎在住ゲイの、普段表に出せない感情などを書き綴るブログです。

認知のゆがみ

 今年も確定申告をするんですが、トレードは2016年からスタートし、昨年も含め4年連続で損失です。ただ、昨年は、平成末期に大損を繰り返しましたが、令和以降は、少しずつ勝てています。今年は、1月こそ、苦しいスタートでしたが、2月以降、戦いのフィールドを日本株を2~3日持つスタイルから、商品・指数・為替を1日ほど持つスタイルに変え、けっこう安定的に勝て、来年の確定申告では初の黒字申告は確定の予定です。会社でいえば、初期投資の借金をどんどん返済する年です。ただ、一歩間違えれば、大損という場面も多くあり(特にコロナショックの今など)、利益確定が早いことなど、邪道な戦いも多く、もっと勝てるのになと思うことも事実です。

 今の課題は、人間は、利益を得るより、損失を被る方を避けるというプロスペクト理論の罠にまだまだ引っかかっているなということです。利益が出ているものはすぐに切りたくなったり、損失が出ているものは、判断を遅らせたりする気持ちがあります。太古の狩猟時代ではこの気持ちがなければ死んでしまっているんで、DNAに残っているのは仕方がないことですし、実生活では正しいことなんですが、ことトレードでは邪魔になるものであるので、ここに自分の感情と、求められる感情との間に齟齬、いわゆる認知のゆがみが生じています。

 だからこそ、これからうつ病の患者などにされている認知療法を、なんちゃってでいいんで本とかから真似てみたいです。トレードする際に発生する感情を、①書きだして、②客観視する。そしてこれは、プロスペクト理論が発生しているなと➂気づく。

 認知療法という言葉を初めて聞いたのは、雅子さま適応障害の治療で使われているときでありました。早速、当時の担当医の書いた簡単な本を読んで、書き出すとか面倒やなと思っていましたが、ここに誓い、実践していきたいと思います。