Healed while heal

30代田舎在住ゲイの、普段表に出せない感情などを書き綴るブログです。

チキンレース

 最近、何か落ち着くことがないというか、心の底からゆっくりする気持ちがわかないことが多いので、はっきりいって疲れているというか、20代のころにはあまり感じなかったけれども、30歳を過ぎて、ひしひしと感じる新しい感情が出てきています。それは忙しさからくる物理的な問題より、もっと精神的なことが原因かもしれないです。

 なぜなのか考えたところ、自分が一種の人生をかけた社会とのチキンレース(相手の車や障害物に向かい合って、衝突寸前まで車を走らせ、先によけたほうを臆病者とするレース。)に強制参加しているからなのではと思っています。

 はっきりいって、自分は今、家族とも地域でも職場でも年齢を重ねれば重ねるほど生きにくい状況にいてるんで、反対側からやってくる車にだんだん近づいている状況です。(そんでもし、そのレースから降りるのであれば、若ければ若いほど良いゲームですし、年齢がいってから降りるのが最悪のシナリオです・・)

 自分の中では、相手が車をよけてくれる(トレードでうまくいく)までは、この相手の車に近づく切迫感もすべてエネルギーにしてやっていくしかないと思いやっているんですが、車が近づくにつれて(年齢がいくとか、周りの結婚話など)、どんどん何か、心臓の鼓動というか、孤独感というものが生じたりします。とはいっても今更、迷って、自分が車をよけることはしないんですけど・・・

 そんで結構外交上の話でもこういうチキンレースのときは、最終的に最初によけた方が負けなので、ここは猛スピードで前へ進むしかないのは毎度のことなんですが、こういう自分の不安感とかを、ちょっとこうしたゲーム感覚で捉えると、ちょこっとばかし良い意味で客観的に自己分析できますし、心のぶれも少なくなりそうなので、良いのかなと書きながら思いまして、今日の収穫だ!と少しほっとしました。