Healed while heal

30代田舎在住ゲイの、普段表に出せない感情などを書き綴るブログです。

「働く」と円安と食品価格の高騰

 ここ最近、円安とウクライナ戦争の影響により、食品の値上げラッシュが続いています。いろいろ問題が叫ばれていますが、大きく注目していることがあります。

 これまで平成の時代は、まさしく円高と東西冷戦の終結によるグローバル化で日本人は、自国でものをつくるより、海外製品に容易にアクセスでき、また安く買える時代でありました。消費者の立場だけでみれば、恩恵を受けた時代だったのかもしれません。

 しかしながら令和という時代は、逆に円安と、世界経済の米中対立等のブロック化で、それまでの恩恵はなくなり、日本は、自国で消費するものは自国で生産しないといけない時代に入ったのではないかと思います。

 これは、消費者としては商品価格が多少上がることは、覚悟しないといけないですが、生産者の立場でみれば、チャンスが生まれる時代かもしれません。

 一例をあげると、米は食の欧米化で米の消費量は減っていくことも重なり、米価は下がり、米農家は、転作、休田や飼料用米の製造へ舵を切りました。しかしながら、現在は、小麦価格の高騰でご飯が注目されています。

 ご飯は、日本人が何千年と主食にしているもので、同じ穀類を取るなら、当然日本人の体に一番合致しているものであるので、健康にもいいですし、いい流れなのかなと思います。

 ただ、日本人の食の欧米化・多様化は進んでいるので、昔の食生活に戻るということだけではなく、様々な活用の動きは広がっていきそうです。

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 ですんで、この円安・世界のブロック化は、今はその過渡期で体制が追い付かず混乱している最中ではありますが、いずれ円安体制が安定すれば(たぶん当面は続くと思います。)、製造業・インバウンドを含めた観光業も含めて、価値観が大きく変わるかもしれないです。

 最後に平成の時代は、働くよりカネで(海外のもの)つかった方が、お得な時代だったのかもしれないです。しかし、令和の時代は、(海外のもの)を買うより、働く方がお得な時代であるかもしれないので、「働く」価値というものが上がるかもしれないという、なんとなく今の時代の流れと逆らっている価値観が出てくるかもしれないこともあったりするのかなと思ったりもしています。