Healed while heal

30代田舎在住ゲイの、普段表に出せない感情などを書き綴るブログです。

通過儀礼としての悩み

久しぶりに書いてみますというか、どん底気味なので書くことで発散させようと思っています。
ここ、最近俺がこの3年間、仕事以外ですべをかけてトレードを勉強してきましたが、結果が芳しくありません。
数万円程度のマイナスですが、最低月10万円以上と渦巻いていたのとの結果が違い、向いていないのではないか。

と思ったりして、考え込む日々が続いています。本当はこういう時に、トレードをやるとあせって変なところで入れてしまうので、
ダメなので、何とかこのマイナスのらせん階段を抜け出したいのですが。

 俺も今年で33歳。周りは結婚して家族も持っている。俺は結婚も家族もいてない。実家暮らしで、ゲイやけど周りにそんな人は周りにいない。もちろん恋人もいなく、職場のノンケに片思いし、相手に彼女や結婚がわかると1人で泣く日々。年々生きづらさを感じて、今は休日に外に行くのも何となく知っている人に合うのが嫌で気を使ってしまう日々。だからといって都会に出ようにも現在の仕事がつぶしがきかない仕事で、そこをゼロから這い上がる覚悟はない状況。

 昔、10年前の日記を読み返していると、昔はもっとあぶなかっしくて青臭くても夢をもっていたな。というのを思い返して、
あの頃から見ると、今は最悪の日々を送っているなと、思ってしまいます。そして、俺の唯一の心の平静さを保つものは、いつか億トレーダーになって、この田舎を抜け出して、昔に夢描いていたところに戻りたいという気持ち。この気概だけで3年過ごしてきました。どんなに人にバカにされようと、変人扱いされようと、心配されようと。ところが結果が出ません。あせりが出るほどダメなことはわかっているのに。


 このあせりがダメなのか。トレードは勝ちたいという気持ちが強ければ勝てるものではなく、平静さがなければ難しい。そういうことでいえば、プロスポーツの世界なのかもしれない。正直、今の自分の日々生きている感覚(それでも仕事は、なんちゃってですが、結構やっていて周囲からの信頼も高いほうだと思います)が、それも何もこの将来への希望が支えているもので、これが壊れると、俺は自殺するのでは・・と感じたりします。

今日は、どうしてもこの負の感情から抜け出せずに、昔の日記を読んだり、後ヒラリークリントンの2016年大統領選挙の敗北演説を聞きました。

【そして特にすべての若者たちに、ぜひ伝えたいことがあります。わたしは生涯にわたり、自らが信じるもののために戦ってきました。
時に成功を収め、時に挫折を味わい、手酷い痛手に打ちのめされたこともあります。
多くの皆さんが、この先ご自身の人生キャリアを積んでいくでしょうし、その先には成功も、また挫折もあるでしょう。
今回の敗戦は大きな痛手です。けれどどうか、どうか「正しさのために戦うのは、価値があるんだ」ということを、信じ続けてください。
そう、それは常に価値があることなのです。そして今も、この先もずっと、わたしたちはあなたがたが人生を通じて戦い続けることを望みます。】

自分が一番好きな箇所です。今回、結果は伴なわかったけど、戦ったことには価値がある。ということを笑顔で締めくくっていました。
自分も今は結果が出てないけれども3年間戦ってきたことには価値があると立ち直りかけています。

でもなんやかんやいっても俺は逃げれない。今日の朝ドラの半分青いで、ボクテとユーコ、鈴愛が話していましたが、ボクテが「僕はゲイだから、ほかに道がないからひたすら頑張れた。」みたいなことを言っていました。正直女性の二人は結婚して子供を産んで、世間からも身内からも祝福されてという道があるのですが、ゲイにはそれがない。逃げ道がないというのはつらいことかもしれないが、迷わなくてもいい、進むだけでいいというのはある意味、幸せなのかもしれません。といってもボクテは成功しているので、後付けで語れるのですが・・・自分もいつかゲイでよかった。なぜかというとほかに逃げ場がなかったから、辞めようにも辞めれず、ひたすら一本道を進むことができた。と言ってみたいと思います。正直今欲しいのはお金とかいうより、こうした感覚なのかなと思います。

ああ、だいぶ気分が落ち着いてきた。